こんにちは、タロウです。
2024年4月26日-28日に開催されたMIUT – Madeira Island Ultra Trail(マデイラアイランドウルトラトレイル)115kmに出場してきました。
今回はレース準備編をお届けします。
MIUT マデイラアイランドウルトラトレイルとは

MIUTは大西洋に浮かぶマデイラ島で毎年4月に行われるトレイルランレース。
115kmがフラッグシップレースで、他にも85km, 60km, 42km, 16kmなどのカテゴリがあります。
正式には2008年が初開催とのことなので、16年の歴史があります。
2023年にはじまったWorld Trail Majors (ワールドトレイルメジャース)の一員でもあり、ウェスタンステイツのQualifying Raceのひとつでもあります。
MIUT コースの特徴
MIUT 115の特徴はなんといってもその勾配。
115kmのコース全長に対して、登りは7,100m+あり、平均勾配率の6.2%はUTMB(179km,10,000m+)の5.6%を凌ぎます。
かつ1,000m以上の登りが序盤に2つ設置されており、世界でも屈指のパンチ力のあるコースといえるでしょう。
コースマップ

コース勾配

コースプロファイル

MIUT 出場権の獲得
MIUT 115kmはこれだけパンチ力のあるコースなのに、毎年参加希望者が殺到し抽選を実施する大人気レースです。
早い者勝ちのクリック合戦でエントリーするか、ロッタリーに回るかのどちらかになります。
2024年大会では115km部門の出走者1,000の枠が、早い者勝ちに800、ロッタリーに200振り分けられ、2023年11月頭にエントリー開始となりました。エントリーにあたっての事前条件はそれほど厳しくなく、115km部門では過去2年の間にITRAポイント4以上のレースを1つ完走していればOKでした。
私は2023年の11月頭の早いもの勝ちエントリーに参加するべく、受付開始時間ををGoogle Calendarに予定に入れていました。しかし、開始時間ちょうどは仕事で手が離せなかったのでエントリー開始2時間後くらいにサイトにアクセスしたところ、既に完売していました。30分ほどで800の枠が即完売したと後で知りました。
ダメ元で115kmの部門と85kmの部門のロッタリーにエントリーしたところ、なんと見事に当選しました。抽選倍率は4-5倍だった模様です。出場権を得るだけでも一苦労な大会の一つだと思います。
Machicoの宿の確保
レースのロジの中心となるMachicoという街は小さな港町で、宿泊施設が豊富にあるわけではありません。本エントリーが完了した段階で、まずBooking.comでキャンセル可能な宿(港から徒歩30分)を確保し、その後とAirbnbでより良さそうな物件(港から徒歩15分)のオーナーに宿泊依頼を入れていきました。
レース前日編に続きます。
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